歯並びが悪いのが気になり、歯茎が下がっているのも気になる。
歯周形成外科の症例:51歳男性
初診時
初診時の状態
⻭並びが悪く、⻭茎が下がっているのを気にされ、また、⻭周病も気になるということで来院されました。
⻭周病の治療と矯正治療を⾏うことになりました。
経過
矯正治療後の状態
歯周病治療の経過も安定し歯並びも良くなったのですが、歯茎が下っているのと(→)、歯と歯の間の隙間を気にされていました。
経過
矯正治療後の状態
→の部位を横から見た状態です。
歯茎が下がっているのと(→)、歯と歯の間の隙間(→)を気にされていました。
⻭並びが悪く抜⻭を⾏い矯正治療を⾏うと、このように⻭と⻭の間の隙間が⼤きくなることが起こります。通常であればこのような状態の露出した根の部分の⻭茎の移植並びに、⻭と⻭の間の隙間を埋める⼿術はとても難しく、良い結果を得ることは困難な状態です。しかし、⻭周組織再⽣治療の薬剤(リグロス)を応⽤し、また、⻭茎の切開と縫合⽅法を⼯夫した、VISTテクニックの変法を⾏うことで、少しでも良い状態に改善できる可能性があるためにその⼿術を⾏いました。
経過
術後6ヶ月後の状態
患者様が気にされていた歯茎が下がっているのと(→)、歯と歯の間の隙間(→)は可能な限り改善されました。
通常であれば術前のような状態の露出した根の部分の⻭茎の移植並びに、⻭と⻭の間の隙間を埋める⼿術はとても難易度が⾼かったのですが、⻭周組織再⽣治療の薬剤(リグロス)を応⽤し、また、⻭茎の切開と縫合⽅法を⼯夫した、VISTテクニックの変法を⾏うことで、このような状態に改善することができました。
患者様は、この結果にとても満⾜されています。
経過
術前
術後
術前術後の変化です。
この患者様の場合、移植を行った結合組織の状態がとても良好でありました。
また、術後の状態を長期にわたり維持するためには、歯ブラシ圧のコントロールや、口腔清掃状態をしっかりとコントロールする必要があります。
(全てのケースで同じ結果が得られるということではありません)
治療費 | 170,000円 |
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施術の副作用(リスク) | ⻭、⻭槽⻣、⻭茎の状態によって治療⽅法や治療の難易度が変わるため、全ての⽅に同じ結果が出るものではありません。 糖尿病、喫煙等のリスク因⼦により、結果は変化します。 また、外科処置を⾏なった場合、術後の腫れや内出⾎、咬合痛等が起こる場合があります。 |