上の前歯の詰め物がとれて虫歯が気になる。
インプラントと歯周病と審美歯科の症例:42歳女性
初診時
初診時
左上の前歯の詰め物がとれています。
右に入っている差し歯もあっていない為に、中で虫歯が進行しています。
歯石もついていて、歯槽膿漏も進行しています。
今の前歯の状態がコンプレックスになっていて、大きくお口をあけて笑うことができなかったそうです。
初診時のレントゲン
赤いラインは、初診時の骨レベルです。
歯槽膿漏が中等度に進行し、垂直性の骨欠損も認められます。
特に上顎左側犬歯部の垂直性骨欠損は大きいです。
上顎の奥歯は、保存不可能で、残存する骨の量も少ない為に、サイナスリフトも必要になります。
保存可能な歯には、再生療法を行い、歯がない部位にはGBRを行い、インプラント治療を行うことになりました。
経過
終了後1年のお口の中
前歯の歯ぐきのラインも整え、バランスの良い差し歯を入れました。
見違える程きれいに変化した為に、初診時は、前歯に対してコンプレックスを持っておられたのですが、今は、“私の前歯綺麗だからしっかり見て!”
というぐらいに自信をもって笑うことができているそうです。
患者様の外観にもそれがにじみ出ていて、初診時と比較すると堂々とされ、そしてオシャレになられています。
治療結果にもとても満足され喜んでおられます。
終了後1年のレントゲン
黄色のラインは、終了後1年の骨レベルです。
再生療法により、上顎左側犬歯の垂直性の骨欠損も改善されています。
全体的に骨のレベルが水平になり、歯ブラシのしやすい環境が得られています。
治療費 | 約5,000,000円 |
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施術の副作用(リスク) | 歯、歯槽骨、歯茎の状態によって治療方法や治療の難易度が変わるため、全ての方に同じ結果が出るものではありません。 糖尿病、喫煙等のリスク因子により、結果は変化します。 また、外科処置を行なった場合、術後の腫れや内出血、咬合痛等が起こる場合があります。 インプラントの治療の場合、被せ物や土台が外れたり、欠けたり、緩んだりすることがあります。 |