硬い物がかめなくなってきた。
再生療法の症例:52歳女性
手術時
硬い物がだんだん噛めなくなってきた。と言う事が主訴で来院されました。全体的に歯周病がかなり進行しており、ほぼ全顎的に手術を行いました。
左下の奥歯は自分の骨を移植する処置を行いました。
写真左から右へ手術手順です。
お口の中
実際の口の中です。
歯ぎしりで膨れた骨
歯ぐきを開けると歯の周りに骨の溶けた部分が見られます。(→)はぎしりで膨れた不用な骨の部分を削ります。(→)
骨を削ったところ
はぎしりで膨れた不用な骨を削ったところです。(→)
削って集めた骨
削って集めた骨です。
集めた骨の移植
集めた骨を骨の溶けた部分に移植しました。(→)
縫ったところ
縫い合わせた状態です。
初診時のレントゲン
初診時のレントゲンです。
骨の溶けた状態が見られます。
経過
初診時のレントゲン
初診時の状態です。骨の溶けた状態が見られます。
もともと硬い物を食べるのが好きな患者様で、氷等をバリバリ食べていたのですが、徐々にそれが出来なくなってしまいました
26年経過後のレントゲン
26年経過後の状態です。 骨の状態は安定しています。 治療後はまた氷も食べれるようになったと言う事で、患者様もたいへん喜ばれております。 この患者様のように手遅れになる前に処置ができれば、またもとのように自分の歯でなんでも噛む事ができます。 同じ処置をおこなっても少しでも早期に行うと良い結果が得られます。 今できることと3年後にできることは違います。
治療費 | 約80,000円 |
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施術の副作用(リスク) | 歯、歯槽骨、歯茎の状態によって治療方法や治療の難易度が変わるため、全ての方に同じ結果が出るものではありません。 糖尿病、喫煙等のリスク因子により、結果は変化します。 また、外科処置を行なった場合、術後の腫れや内出血、咬合痛等が起こる場合があります。 |