右上の奥歯が噛むと痛い、口の中がネバネバする。
歯周病の症例:29歳女性
初診時
初診時のレントゲン
初診時の右上奥歯のレントゲンです。
外側の骨はありますが、内側の骨は、赤い線のところまで吸収しています。
検査の値では、深い所で10mmくらいありました。
初診時の全体のレントゲンです。
全顎的に骨の破壊が進行していました。
患者様は、初診時妊娠9か月であったため、出産までは歯石だけを除去しました。
年齢もまだ若いことから、できるだけ抜歯は行わず、エムドゲインにて再生療法を行いました。
経過
2年後のレントゲン
右上奥歯術後2年のレントゲンです。 骨の位置は、ほぼ水平に高い位置で保たれています。
終了後1年の全体のレントゲン
骨の位置が高く水平に維持されています。
初診当初は、お口の中がネバネバしていたり、固いものが噛めなかったりと、不都合な事がたくさん ありましたが、現在は解消されています。
お口の中の細菌が多いとネバネバしそれにより、汚れも付着しやすくなるという悪循環になります。 よくホームページを見て再生療法を希望されて来院されますが、自覚症状がでてからでは、時すでに 遅く、抜歯の適応になる場合が多く見受けられます。
患者様はまだ若く、再生療法により歯を1本も抜歯しなかった事で、この方の人生は確実に変わったと言えます。
患者様も大変喜ばれ、現在は3か月に1度の定期検診に来院されています。
治療費 | 450,000円 (4箇所再生療法) |
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施術の副作用(リスク) | 歯、歯槽骨、歯茎の状態によって治療方法や治療の難易度が変わるため、全ての方に同じ結果が出るものではありません。 糖尿病、喫煙等のリスク因子により、結果は変化します。 また、外科処置を行なった場合、術後の腫れや内出血、咬合痛等が起こる場合があります。 |