前歯がしみる。入れ歯が合ってなくて噛めない
歯周病、インプラントの症例:57歳女性
初診時
初診時
初診時の状態です。
歯周病で骨が溶けて歯ぐきが下がって歯がかなり長くなっています。
全体的に歯がしみて、入れ歯も合わなくなっています。
初診時のレントゲン
骨がかなり溶けて、歯は、骨の支えを失って浮き草のようになっています。 (→)
歯石もたくさん付着しています。 保存できない歯は抜歯し、再生療法を行い、上の右側にはインプラントを1本入れて、入れ歯の支えにする計画をたてました。
経過
2年後
終了後2年の状態です。
インプラントを使った入れ歯で何でも噛むことができるようになりました。
上顎の入れ歯は、上あごをくり抜いたタイプで、違和感がほとんどありません。
笑顔でも自然できれいな口元に なっています。
2年後のレントゲン
再生療法により骨の位置が高い位置で水平にキープされ、歯ブラシのできやすい環境になったため、お口の中の状態は安定しています。
再生療法により骨が再生されますが、進行具合では再生療法が適応されない場合があります。たいていの場合症状が出てからでは遅いです。時期を逃してしまうと抜くしか方法はなくなります。
どの病気でもそうですが、早期に治療を行うことにより良い結果が生まれます。
治療費 | 約1,000,000円 |
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施術の副作用(リスク) | 歯、歯槽骨、歯茎の状態によって治療方法や治療の難易度が変わるため、全ての方に同じ結果が出るものではありません。 糖尿病、喫煙等のリスク因子により、結果は変化します。 また、外科処置を行なった場合、術後の腫れや内出血、咬合痛等が起こる場合があります。 インプラントの治療の場合、被せ物や土台が外れたり、欠けたり、緩んだりすることがあります。 |