歯ぐきがやせて下がってきていて、歯が抜け落ちそうで気になる。
歯周形成外科の症例:23歳男性
経過
初診時の状態
(→)の歯は、歯ぐきがかなりやせてきて、歯ブラシも難しいため、歯ぐきの炎症も認められます。
患者様は歯ぐきがどんどん下がってきている事に対して不安があり、また見た目も気にされていたため、歯ぐきの移植を行うことにしました。
手術中の状態
歯ぐきを開けると(→)の歯は、骨が根の先の方までなくなってしまっています。この様に歯ぐきが下がっている場合は、根を覆っている薄い骨が溶けてそれに伴い歯ぐきが無くなってしまっているのです。
歯ぐきがどんどん下がっていくということは、歯を支えている大切な骨も溶けているということです。この根の上に結合組織を移植しました。
手術後1ヶ月の状態
歯ぐきはまだ安定していませんが、初診時と比較すると歯ぐきの位置は改善され、患者様は大変喜ばれました。 この後、患者様は中国に留学されたため、来院できなくなりました。
術後9年の状態
患者様は、ずっと海外赴任のため来院されませんでしたが、たまたま日本に一時帰国されたときに来院されました。残念ながら上の前歯の状態は良くなかったのですが、この部位においては歯ぐきの位置も安定して、いい状況が保たれています。
もしも9年前に歯ぐきの移植を受けていなかったら、この歯はすでに抜歯になっていたかもしれません。この様に安定した歯ぐきにより、残された骨も温存でき、ひいてはその歯の寿命を延ばすことになります。
治療費 | 120,000円 |
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施術の副作用(リスク) | 歯、歯槽骨、歯茎の状態によって治療方法や治療の難易度が変わるため、全ての方に同じ結果が出るものではありません。 糖尿病、喫煙等のリスク因子により、結果は変化します。 また、外科処置を行なった場合、術後の腫れや内出血、咬合痛等が起こる場合があります。 |